腱鞘炎とは?日常生活に潜む原因と悪化リスク
そもそも腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、手首や指の腱が通る「腱鞘(けんしょう)」というトンネル状の組織で炎症が起きる状態です。
腱と腱鞘は、日常の動作で何度も擦れ合う部位のため、同じ動作を繰り返すことで摩擦が起こり、炎症が生じやすくなります。
症状としては、動かすと痛い・押すとズキズキする・引っかかるような違和感などがあり、重症化すると動かせなくなるケースもあります。
特に、スマホやパソコンを長時間使う方、家事・育児をしている方、楽器やスポーツで手を酷使する方に多く見られるのが特徴です。
腱鞘炎の原因は「使いすぎ」だけじゃない
多くの方が「腱鞘炎=使いすぎ」と思っていますが、実はそれだけではありません。
姿勢の歪み・身体の使い方のクセ・ストレスやホルモンの影響など、様々な要因が重なって腱鞘炎を引き起こします。
特に現代では、スマートフォンやパソコンの普及により、無意識に指先や手首を酷使する環境が増えています。
長時間の操作や、誤った姿勢での作業は、手首に常に負担をかけるため、知らず知らずのうちに炎症を招くのです。
また、妊娠・出産期の女性に多いのが「ド・ケルバン病」と呼ばれる親指側の腱鞘炎。これはホルモンの変化も関係しており、単なる使いすぎとは異なるアプローチが必要になります。
原因について詳しく知りたい方はこちら→https://chitosekarasuyama-kanade.com/symptoms/3269/
放置すると慢性化や手術リスクも
「痛いけど、我慢できるからそのうち治るだろう…」
そうして放置してしまうと、腱鞘炎は慢性化し、場合によっては関節が変形したり、手術が必要になるほど悪化することもあります。
特に怖いのが、痛みをかばうことで他の指や関節、肩・肘にも悪影響が出てくること。
たとえば、右手首が痛いからと左手に頼るようになると、左肩に負担がかかり、肩こりや四十肩を引き起こすケースもあるのです。
そのため、腱鞘炎は早期発見・早期治療が非常に重要です。
少しでも「おかしいな」「痛みが続くな」と感じたら、早めに専門家に相談することを強くおすすめします。
手術について詳しく知りたい方はこちら→https://chitosekarasuyama-kanade.com/symptoms/3284/
セルフケアでは限界も。原因に応じた対応が必要
軽度の腱鞘炎であれば、安静や湿布などのセルフケアで改善することもあります。
しかし、原因が深層筋や姿勢にある場合や、繰り返し再発しているケースでは、それだけでは十分とは言えません。
また、インターネットで紹介されているストレッチや体操も、症状に合っていない場合は悪化のリスクがあります。
腱鞘炎は非常に繊細な組織のトラブルであるため、「正しい診断」と「的確なアプローチ」が求められます。
当院では、単なる局所の痛みだけでなく、身体全体のバランスを見ながら、根本から改善を目指した施術を行っています。腱鞘炎に悩まれている方は、お気軽に千歳烏山かなで接骨院へご相談ください。
腱鞘炎に鍼治療は有効?メカニズムをわかりやすく解説
鍼治療が腱鞘炎に効く理由とは?
鍼治療は、筋肉や腱・神経に対して微細な刺激を与え、血流改善・鎮痛・自然治癒力の促進を図る東洋医学の施術法です。
腱鞘炎では、腱と腱鞘の間に炎症が起き、痛みや熱感、動かしづらさが生じますが、鍼を適切な部位に打つことで、筋肉の緊張が緩み、腫れや痛みが軽減されます。
特に、腱や筋肉の深い層(深層筋)にアプローチできるのが鍼の最大のメリット。指や手首など、細かい動きが多く、負担が蓄積しやすい部位にも的確に対応できるのが強みです。
東洋医学的に見る「腱鞘炎」とは?
東洋医学では、腱鞘炎は「気血(きけつ)」の流れが滞ることによって起こるとされています。
特に“気滞血瘀(きたいけつお)”という状態が原因の一つで、これはストレス・冷え・疲労・姿勢の崩れによって体内の流れが悪くなっている状態です。
鍼を用いて経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーラインの滞りを整えることで、自然治癒力が高まり、身体が本来の機能を取り戻すよう働きかけます。
そのため、単に痛みを取るだけでなく、腱鞘炎の根本的な回復や再発防止にもつながると考えられています。
痛みを抑えるだけじゃない、体全体へのアプローチ
鍼の優れている点は、局所的な治療と同時に、全身のバランスも整えられることです。
例えば、手首の腱鞘炎であっても、原因が首・肩の姿勢にある場合も少なくありません。
そうしたケースでは、手首のみに鍼を打つのではなく、肩甲骨周囲や背中・首など、関連する部位にもアプローチすることで、根本的な原因を改善できます。
結果的に、局所の痛み緩和+体の使い方の改善により、再発しにくい身体を目指すことができます。
整形外科との併用も可能。西洋×東洋のハイブリッドケア
「整形外科に通っているけどなかなか治らない…」という方にも、鍼治療はおすすめです。
電気治療や注射だけでは届きづらい筋肉の深部や自律神経系にもアプローチできるため、併用することでより高い治療効果が期待できます。
実際、整形外科では鎮痛薬や湿布などの「対処療法」が中心ですが、鍼治療では自分の治す力(自然治癒力)を引き出すという考え方が根本にあります。
そのため、症状が長引いている方や再発を繰り返している方には非常に相性が良い治療法です。
改善法について詳しく知りたい方はこちら→https://chitosekarasuyama-kanade.com/symptoms/post-3272/
鍼治療は痛い?副作用は?
「鍼って痛そう…」「体に刺すのは怖い…」と感じる方も多いかもしれませんが、実際に使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じません。
当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、痛みのないソフトな施術を心がけていますのでご安心ください。
副作用としては、まれに内出血(青あざ)が出る場合がありますが、数日で自然に消えます。
また、強く反応が出やすい方には刺激を抑えた施術も可能なので、事前に遠慮なくご相談ください。
千歳烏山かなで接骨院の鍼施術の特徴と流れ
徹底した初回カウンセリングで原因を特定
当院では、施術に入る前に丁寧なカウンセリングと姿勢分析を行います。
「どんな動作で痛むのか」「いつから違和感があったのか」「過去に同じような症状があったか」などを詳細にヒアリング。
さらに、実際に腕の動かし方や姿勢・バランスをチェックし、痛みの原因を多角的に分析します。
腱鞘炎の多くは「使いすぎ」だけでなく、姿勢の歪みや使い方のクセが影響しています。そのため、ただ鍼を打つだけでなく、なぜ炎症が起きたのかを明確にしたうえで、最適な施術方針を提案いたします。
国家資格保有の施術者が担当する安心の鍼治療
当院の鍼施術は国家資格「鍼灸師」を有するスタッフがすべて対応します。
知識と経験を持つ施術者が、お一人おひとりの体質や症状に合わせた繊細な施術を行います。
「痛くない鍼」「刺さない鍼(てい鍼)」など、刺激が不安な方にも対応可能。
施術中はリラックスできるよう、落ち着いた雰囲気の個室空間をご用意しています。初めての方にも安心して受けていただけるよう、施術の流れや注意点も丁寧にご説明いたします。
痛みの根本に届く!筋膜と経絡を活用した独自施術
かなで接骨院では、腱鞘炎の原因となる深部の筋膜の癒着や、東洋医学でいう経絡の滞りにもアプローチします。
単なる局所治療ではなく、指先~肩~背中までの全体の動きを改善する施術を行うのが特徴です。
この「広域アプローチ」により、痛みの軽減だけでなく再発予防にも効果が期待できます。必要に応じて整体や骨格調整を組み合わせることで、より高い改善効果を目指します。
施術後の変化がすぐわかる
施術前と後で、指の曲げ伸ばし・手首の可動域・痛みのレベルをしっかりと比較します。
「手を握れるようになった!」「痛くて持てなかった物が持てた!」など、1回の施術でも実感される方が多数いらっしゃいます。
もちろん、状態や体質により個人差はありますが、その場限りで終わらない施術を心がけています。
継続的な変化と改善を体感していただけるよう、段階的な施術プランを提案いたします。
生活改善・セルフケアまでトータルサポート
施術だけでなく、再発防止のためのセルフケアや生活指導も徹底サポート。
ご自宅でできるストレッチ・姿勢改善法・手の使い方の工夫などをお伝えし、施術効果を持続できるようにします。
また、デスクワークや育児、料理など生活環境に応じたアドバイスも行っています。
「ずっと通い続けなくてもよくなる体づくり」を目指し、本当に困ったときだけ頼れる接骨院でありたいと考えています。
ストレッチについて詳しく知りたい方はこちら→https://chitosekarasuyama-kanade.com/symptoms/post-3275/
腱鞘炎に関するよくある質問【鍼編】
Q1. 鍼治療は痛くないのですか?
鍼治療に使う鍼は髪の毛ほどの細さしかなく、刺すときの痛みはほとんどありません。
「チクッとする程度」または「何も感じない」とおっしゃる方がほとんどです。どうしても不安な方には刺さない鍼(てい鍼)や、浅い刺激での対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。
Q2. 何回くらい通えば効果が出ますか?
症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、早ければ1回目で効果を感じる方もいらっしゃいます。
一般的には、週1〜2回の施術を3〜6回ほど継続することで、痛みの軽減・動作の改善が実感されやすくなります。その後はメンテナンス施術として間隔を空けて継続するケースも多いです。
Q3. 鍼で腱鞘炎は完全に治りますか?
鍼治療は痛みの軽減・炎症の抑制・筋緊張の緩和に非常に効果的です。
ただし、再発防止のためには生活習慣や姿勢の改善、体の使い方の見直しが必要になります。当院では、鍼だけでなく整体・ストレッチ・セルフケア指導も併用して、再発しにくい体を目指します。
Q4. 鍼治療に副作用はありますか?
鍼治療は基本的に副作用が少ない安全な施術です。
まれに内出血(青あざ)が出ることがありますが、数日で自然に吸収されます。また、体質によってだるさ・眠気が出ることもありますが、これは回復反応と呼ばれる一時的なものですので心配は不要です。
Q5. 妊娠中や高齢者でも受けられますか?
はい、妊娠中やご高齢の方でも安心して受けていただけます。
当院では、年齢や体調、妊娠の週数などをしっかり確認し、無理のない安全な施術を行っています。「この症状でも大丈夫?」という不安があれば、事前にご相談いただければ丁寧にご説明いたします。
鍼で根本改善!痛みのない手を取り戻そう
腱鞘炎の痛みは、日常生活のちょっとした動作でも大きなストレスになります。
「毎日スマホを使うのが辛い」「抱っこや家事が思うようにできない」「仕事で支障が出ている」そんなお悩みを我慢し続けるのは、もう終わりにしましょう。
深層筋や経絡への施術、生活習慣の改善アドバイスまで含めたトータルケアで、多くの方が「手が楽になった」「また普通の生活が送れる」と喜ばれています。
あなたも、薬や湿布だけに頼らず、自分の治る力を引き出す鍼治療を体験してみませんか?
少しでも不安や疑問がある方は、初回の無料相談もご利用いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
痛みのない快適な毎日を一緒に取り戻しましょう!
千歳烏山で腱鞘炎に悩む方へ|まずは一度ご相談ください
腱鞘炎は適切にケアすれば改善しやすい症状です。しかし、自己流のマッサージや誤ったストレッチを続けてしまうと、改善が遠のいてしまうケースが多いのも事実です。
痛みを感じたら、できるだけ早い段階で専門家の評価を受けることが、最短で改善するための近道です。
千歳烏山の当院では、「腱鞘炎がどうして起きているのか」を丁寧に見極め、患者様ひとり一人に合った施術を行っています。
あなたの生活スタイルや症状に合わせて最適なケアを提案いたしますので、つらい痛みでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
「マッサージしても良くならなかった」「仕事や育児に支障が出ている」「痛みが長引いて不安」という方も、きっとお力になれます。
腱鞘炎の痛みから解放され、安心して手を使える生活を取り戻すために、当院が全力でサポートいたします。






お電話ありがとうございます、
千歳烏山かなで接骨院でございます。